トランプ氏は出馬表明に前のめり バイデン氏は不安払拭に躍起 24年米大統領選、世論調査では過半数が両氏に「再出馬すべきではない」1/1ページ

米CNNテレビは4日までに、共和党のトランプ前大統領(76)が2024年大統領選出馬を今月にも表明することに前のめりになっていると報じた。陣営は態勢が整っておらず否定的な見方も根強いという。一方の民主党のバイデン大統領(79)は高齢や支持率低迷により党内でも公然と再選を疑問視する声が出ており、不安払拭に躍起となっている。

2人が共に党候補に選ばれれば、20年大統領選に続く対決となる。ただ変化を求める声は大きく、両氏には早期に動くことで大統領選をにらむ自党内の有力者をけん制する狙いがある。

トランプ氏については、ホワイトハウス元職員が6月下旬、昨年1月の議会襲撃を調査する下院特別委員会で、一部支持者が武器を所持していることを知りながら議事堂に向かうことを容認していたと証言した。

この「爆弾発言」(米メディア)を受け、トランプ氏はイメージ回復を急ぎたいと必死なもようだ。保守的な論調で知られるウォールストリート・ジャーナル紙は社説で民主党優勢の特別委の党派性を指摘しつつも、「共和党は、投票行動に影響を与えるであろうトランプ氏の振る舞いに関する特別委の証拠から目を背けていいわけではない」と強調し、脱トランプを促した。

バイデン氏は側近に出馬意向を伝え、資金集めなどを水面下で進めていると伝えられる。

ハーバード大などの6月下旬の世論調査によると、バイデン氏は「悪い大統領」「高齢」などの理由で71%、トランプ氏は「不安定」「米国を分断する」などとして61%が再選出馬すべきではないと回答している。 (共同)

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