それってOUTだぜ!

テレビの「存在感」が大きく変化 街頭からスマホの時代へ1/3ページ

テレビの草創期には「街頭テレビ」が人気を博したものだ
テレビの草創期には「街頭テレビ」が人気を博したものだ

有名国立公園内で、某テレビ局の撮影スタッフが「只今テレビ番組の撮影中です。10分少々お待ちください」と書いたボードを掲げて、遊歩道のような場所を占拠したため、一般客が滞留してしまうことになり、その写真がネット上で拡散されたことで、後に同局のお偉いさんが謝罪するという事態が起きた。

私はとても複雑な思いでこの騒動を見ていた。私自身も過去において、このような現場に「加害者」として立ち会ったことが何度もあるからだ。

しかし、それは前世紀の話であり、今の時代、公共の場所において強引なロケを敢行するケースはほとんどない。

今のテレビドラマの撮影現場をみても、東京都内でのロケは極端に減り、撮影使用許可が取りやすい郊外にまで、わざわざ足を伸ばすというようなパターンが多い。

地域活性化の一環でロケーションコーディネートをアピールしているような地域を、積極的に使うことも多い。

個人的には疑問を感じているが、コンプライアンスやすべてのリスクを避け、刑事ドラマなどでも俳優に車を運転させないということもある。

また、私がシリーズで何度も出演していた「高速バスの旅」というチャレンジ系旅番組でも、有名観光地などでも数えきれないほどにロケを行ってきた。

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