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沖縄復帰50年 「念願がかなった」という喜びはあまり湧かず…中学生のころは「日本語で文通できる外国」 1/2ページ

現在の沖縄は観光地として人気だ(写真と本文は関係ありません)
現在の沖縄は観光地として人気だ(写真と本文は関係ありません)

沖縄が日本に復帰して、今年で50年になるね。大きな節目を迎えたとして、さまざまな催しが行われている。

復帰に向けて日本とアメリカが交渉を進めていたのはボクが大学生のときだった。1972年に復帰。このときのボクの心境を正直にいうと、「念願がかなった」という喜びはあまり湧かなかったな。ボクらの世代が子供だった頃の沖縄はまだアメリカに統治されていた〝外国〟で、その感覚が長く続いていたからね。

高須克弥院長
高須克弥院長

ボクが中学生のときに海外の人と英文で文通する「ペンパルクラブ」というのがあってね。沖縄に住む人ともよく文通していたんだ。なぜなら当時の沖縄は「日本語で文通ができる外国」だったから。切手なんかもすごく立派で、大好きだった。

今だったらスマートフォンやパソコンなどを使ってSNSやメールを通じて海外の人ともやり取りできるけど、当時、遠く離れた人とのコミュニケーションといえば手紙だったんだよね。本来のペンパルクラブは英文でやり取りするもので、日本国内の人と文通するよりも何となく高尚な感じがあった。

英語が得意じゃないとなかなかうまくできないから、辞書を片手に書いたりしてね。まあ、アメリカのニューヨークやワシントンに住むようなインテリの人は、なかなか返事をくれなかったけど。

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