「7・10参院選」で、大混戦となっているのが34人が出馬した東京選挙区(改選定数6)だ。与野党とも、エース級の候補を擁立し、大物弁士が応援に入っている。元おニャン子クラブで自民党新人、生稲(いくいな)晃子氏が4日夕、江戸川区内で開いた講演会には、高市早苗政調会長と、松野博一官房長官が駆け付けた。がん対策など医療の充実や、ロシアや中国の脅威に対峙(たいじ)する防衛力強化などをアピールした。
「いやぁ~、ホンマに蒸し暑いなか、夕飯時ですのに、こんなに大勢の皆さま。生稲晃子さんのために駆け付けていただき、ホンマにありがとうございます」
高市氏が、こう関西弁を炸裂(さくれつ)させると、聴衆から大きな拍手が送られた。生稲氏と一緒に取り組みたいと意欲を示したのが、「マイクロ波マンモグラフィの普及」だ。
高市氏は、生稲氏が40代で乳がんを発症・闘病したことを紹介し、自身も検査に毎年通えていない悩みを打ち明けた。
「ちゃんと調べてもらおう思たら、ムッチャ痛いんです、マンモグラフィって。私のダイナマイトボディーの乳を押しつぶされて…涙出るくらい痛い」