巨人・坂本勇人内野手(33)は6日のヤクルト戦(東京ドーム)で前日の同カードに続いて途中交代。長らく遊撃を守り続けてきた要石が、その牙城を明け渡すときが迫りつつある。
延長10回、吉川尚輝内野手(27)のサヨナラ二塁打で制し、約1カ月ぶりの2連勝。原監督は「非常にチームがこういう状況の中で一本出たのは大きいですね。まあ、総力だと思います」と安堵感を漂わせた。
しかし5回、2―1にもかかわらず坂本の打席で代打・湯浅がコール。交代について原監督は「正常ではなかったということですね」と説明したが、この日は試合前から異変の兆候が表れていた。早出練習に2軍の中山礼都内野手(20)が合流も、全体練習には参加せずジャイアンツ球場に向かい、午後4時からのイースタン・リーグDeNA戦に出場した。