小林至教授のスポーツ経営学講義

アイフォーン発売15周年 スマホが決定的にしたスポーツのグローバル化 野球はMLB、サッカーはプレミアリーグに一極集中1/3ページ

6月29日をもって、アイフォーン発売から15周年を迎えたそうだ。コミュニケーション、コンピューター、カメラ、GPS、音楽、認証、決済etc…。いまや生活必需品であり、アイフォーンの誕生はわたしたちの生活を大きく変える革命だった。

スマホはスポーツの観戦スタイルも大きく変えた。たとえば、大谷翔平のプレーをライブで楽しむのに場所を選ぶ必要はなくなった。日本人選手が出ていない試合だって視聴可能だ。大学生同士の、それほどメジャーでない競技の試合でも、送り手と受け手がスマホを持っていさえすれば、ライブで観戦することが可能になった。

端的にいえば、スマホは衛星放送とインターネットが火をつけたスポーツ興行のグローバル化を、決定的にしたと言えるのではないか。

グローバル化した産業では、世界中からモノやサービスを選ぶことが可能になる。つまり企業にしろ個人にしろ、チャンスは無限大に拡がるということで、このミクロ視点はその通りだが、マクロ視点で俯瞰すると、一極集中が加速して寡占が進む。このパラドックスは、アイフォーンを生み出したアップルをはじめとしたインターネット大手5社、略してGAFAMの時価総額が日本のGDPを大きく上回っていることなどから有名な話だが、スポーツの世界でもそうである。

健活手帖

zakスペシャル

主要ニュース

ランキング

  1. 「コウモリ外交」支える功利的な国民精神 つかえる強国が2つ、韓国が採るべき対応とは 半導体同盟の予備会談参加は「米国説得のため」か

  2. 【スクープ最前線】中国が震撼、暗殺事件に潜む〝闇〟安倍氏の不可解な死とペロシ氏の「訪台計画」 各国情報当局も疑念、岸田政権は「真実」公開するか

  3. 「大谷放出」交渉の舞台裏 今夏のトレード期限までには不成立だったが…複数球団が真剣オファー、来季オフのFA前に大型長期契約あるか

  4. 小島瑠璃子〝大陸無双〟の野望 来年から中国に語学留学 締め付け厳しい中国芸能界でもメリット大

  5. 【岩本勉 どの口が言うとんねん】パ・リーグ空前の混戦! 抜け出すのは「美味しくハムを食べた」チーム?

  6. 猛暑でレールが曲がる事態も JR北海道でかつて運行された「散水車」が必要になるかもしれない

  7. 米国で一斉「中国スパイ狩り」 FRBも標的、工作員とつながる13人を特定 「対日諜報活動も高まる可能性」石平氏

  8. 【松井一郎 維新伝心】ペロシ氏訪台と「安倍元首相の遺志」 維新代表選は〝筋書きのないドラマ〟 内閣改造「旧統一教会隠し」目先の支持率回復ではダメ

  9. 長期政権を見据えた布陣も…岸田新内閣の〝火種〟 高市氏と河野氏を「封じ込め」 林外相留任に有本氏「納得いかない」

  10. 深夜にお色気ドラマ乱発、一方で純愛回帰も TV局が対照的な戦略を進める事情

ピックアップ連載

連載一覧へ

最新特集記事

特集一覧へ