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いざというときクッションが防災頭巾に 1万円の大台を超える値段は品質に対する自信 大阪の作業療法士が開発1/2ページ

防災クッションを勧める野村寿子さん。背の部分が防災頭巾になる
防災クッションを勧める野村寿子さん。背の部分が防災頭巾になる

地震大国ニッポン。特に1995年に阪神淡路大震災が起こって以来、およそ四半世紀の間に東日本大震災や熊本地震など未曽有の大地震が頻発しています。また近い将来、首都圏直下型地震や南海トラフ大地震など巨大地震が予測されており、予断を許さない状況です。

それなのに、日ごろの防災対策はなかなか進みません。住友生命保険が今春発表した「わが家の防災アンケート2022」でも、自宅の防災対策に対する自己採点は36・8点に止まっています。大半の人が「わかっちゃいるけど実行できない」とモヤモヤしている様子が伺えます。

そんな中、大阪府箕面市の作業療法士、野村寿子さんが、学校で子供たちの命を守る防災クッションを開発しました。教室の椅子に取り付けるだけで、普段は子供たちの姿勢を正す機能を発揮し、いざという時にはクッションの背の部分が防災頭巾に早変わりする優れもので、商品名も学校で使うことを想定し、「ピントスクール」と名付けられています。

「もともと授業を受けながら子供の姿勢を正すクッションを作っていたのですが、当時の箕面市長から防災頭巾にもならないかとヒントをいただき改良しました」と野村さん。そんな経緯もあって、多くの小学校に導入されるはずだったのですが…実際に売れたのは数校のみ。野村さんは「大阪人にはなかなか買ってもらえません」と苦笑いしています。

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