難病で闘病中の猪木氏、NHKで特番の理由 企画募集の応募がきっかけ「枕元までカメラを入れることも可能」で制作にゴーサイン1/1ページ

猪木氏を密着した鈴木氏(左)と松永氏
猪木氏を密着した鈴木氏(左)と松永氏

元プロレスラーのアントニオ猪木氏(79)の闘病を伝えたNHKドキュメンタリーが大きな反響を呼び、22日には書籍化した「燃える闘魂 ラストスタンド」(主婦の友社)が発売された。

猪木氏は指定難病である全身性アミロイドーシスの闘病中。番組は元新日本プロレスのレスラーで、共同テレビの鈴木健三プロデューサー(47)が密着取材を敢行し、2回目の取材直前に、猪木氏は盲腸捻転で緊急搬送されて手術を受け、危険な状態に陥った。現在も「良くもなく、悪くもなく、平行線をたどっている状況です」(鈴木氏)という病状。病魔と闘う猪木氏の姿は視聴者に衝撃を与えた。

猪木氏の試合はテレビ朝日で中継されていたが、7年前に上海の猪木道場でコーチになった鈴木氏が、NHK企画募集のホームページに応募したのがドキュメンタリー化の発端。1年で2、3本しか企画は通らない狭き門だが、「難病で命をかけて闘っているという話がわかり、枕元までカメラを入れることも可能と聞いたので」(NHK松永真一統括プロデューサー)とゴーサインが出て取材が始まったという。

昨年11月にBSプレミアムの90分枠で初放送。「NHKがプロレスを取り上げることはほぼないので、ファンを中心に反響が大きかった」(松永氏)とすぐに再放送を検討も、出演している馳浩氏が石川県知事選への出馬を表明し、選挙活動を開始。また、猪木氏の病状も悪化したため、ようやく3月にNHK総合の45分枠で放送された。

しかし90分枠の再放送のリクエストが殺到しており、NHKはタイミングを計っているという。

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