「マジンガーZ」や「超人バロム1」といった特撮アニメソングで知られる〝アニキ〟こと歌手の水木一郎(74)が、リンパ節や脳への転移を伴う肺がんを患っていたことを公式サイトで発表した。昨年4月にステージ4と判明したが、闘病を続け、現在は仕事復帰している。
26日に闘病を公表した水木はツイッターで〝生涯現役〟を宣言し、「頑張るゼーット!」と力強い〝おたけび〟をファンに届けた。
公式サイトなどによると、昨年春ごろ、声が出しにくく、食べ物やつばも飲み込みにくいという異変を感じ、耳鼻科で診察を受けると「声帯不全まひ」と診断された。さらにMRI検査の結果、リンパ節や脳への転移を伴う肺がんが判明。すでにステージ4だった。
その後、放射線や抗がん剤による治療を続けたことで、病変は落ち着いている。しかし今年に入って新たな肺がんが見つかったため、6月に初めて手術。こちらは経過は良好という。