米女子ゴルフのスコットランド・オープンは28日、英ゲイレスのダンドナルド・リンクス(パー72)で第1ラウンドを行い、渋野日向子(23)は71で1アンダーの49位タイ発進となった。首位とは9打差。
次週に控えた全英女子オープンの前哨戦で3バーディー、2ボギー。「出だしはよくなかったけど、そのあとはすごく安定したゴルフができた。しぶといパーパットが入ってくれたので、このスコアで終わることができた」と振り返った。
2番で英国特有のポットバンカーにつかまり、1メートルに寄せるもパーパットはカップに蹴られボギー。4番でも1メートルのパーパットを外した。
しかし5番パー5でアプローチを50センチにつけ、最初のバーディー。7番の3打目で、豪雨となり約20分プレーできず「滝のような雨。待つ選択はしたんですが、せっかちなんで『はよ打ちたいな』と思って。でも、あそこでパーセーブできたから、後半はリズムがよかった」と調子を取り戻した。
11番パー3で10メートル、12番は50センチを沈め連続バーディー。前週のエビアン選手権はいいところなく予選落ちに終わったが「全体的にリズムよく振れた。結果的にフェアウエーキープもすごくよかった。2日目も最後まで諦めずに頑張りたい」とまずまずの初日となった。