有本香の以読制毒

いま直ちにすべきこと…なぜ〝暗殺〟が防げなかったのか 逝去から20日、安倍元首相銃撃事件の闇に迫る1/3ページ

奈良市内の銃撃現場。
奈良市内の銃撃現場。

安倍晋三元首相の暗殺からきょう(28日)で20日がたつ。改めて、故人の偉大な功績に感謝し、ご冥福を祈るとともに、安倍氏逝去後の現状に警鐘を鳴らし、「いま直ちにすべきこと」の一例を挙げておきたい。

安倍晋三元首相
安倍晋三元首相

この約3週間、片時も筆者の頭を離れなかったのは「なぜ〝安倍暗殺〟は防げなかったのか」である。

当日の警護・警備のずさんさはすでに取り沙汰されたが、広く論じられたとはいい難い。事件発生までの経緯についても、大メディアなどの扱いは極めて消極的である。

そこで本稿では、いま一度、事件の経緯を見つめ直し、「発生の遠因」とも考えられる、いくつかのポイントを振り返ってみる。

事件の経緯から、いま筆者が注目しているポイントは3点ある。

第1は、事件発生の約2週間前、6月25日の出来事だ。この日、安倍氏が暗殺されたのとまったく同じ場所で、自民党の茂木敏充幹事長が応援演説をしている。

当日の状況を知る人によれば、茂木氏の演説のときと、安倍氏の事件当日では、交差点にあるガードレールの位置が少々変わっていたという。これは、特に注目すべき点だ。

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