先日、自宅にピンク色の封筒が届いていました。新型コロナウイルスワクチンの「4回目接種券」でした。
4回目接種は60歳以上の人のほか、18~59歳の基礎疾患のある人が対象です。記者は対象ではないので不思議に思いましたが、自治体のウェブサイトを見てみると、3回目を接種してから4カ月経過した18歳以上の人に順次送付しているとのことでした。
記者の住む自治体は、3回目の接種券がなかなか届かないと問題になりましたが、今回は対象者以外も含めて送ってしまおうということかもしれません。
接種券は大事に保管しておくようにも書いてありましたが、ここまで感染が広がっていると早く打ちたいというのも人情です。
ただ、1日時点で全国の4回目接種率は60歳以上の人口の約26%、3回目接種から5カ月経過した60歳以上の人の約51%にとどまっています。
全国の3回目接種率も、感染者が多い12~19歳で約34%、20歳代で約48%といったところです。
4回目接種の対象を拡大する議論が出てくるのは、まだまだ先のことかもしれません。 (N)