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ヘッジファンドが日銀相手に苦境…期待と逆に国債が値上がり 黒田総裁在任中は無敵1/1ページ

国債を無制限に買い支える日銀の「連続指し値オペ」に空売りで対抗した海外ヘッジファンドは苦境に追い込まれているもようだ。ファンド筋の期待と逆に国債が値上がりしたためだ。

6月にかけて米国金利が上昇した局面で、日銀は国債の買い支えを実施。これに対してヘッジファンドが日本国債の空売りを仕掛けていた。しかし、米国の長期金利上昇が3%前後で落ち着き、日本の10年物国債も日銀が死守する0.25%付近で利回りが頭打ちになった。

メガバンク幹部はファンドの「誤算」を解説する。「日本国債の大部分を保有するのは国内金融機関。当局の目もあるのに、ファンドに追随して売る可能性はゼロです。日銀がいずれ国債を買えなくなるとファンドは予想したのでしょうが、無限にお金を刷れる日銀に限界はありません。日銀の大量買いで市場機能が損なわれるのは量的緩和スタート時点から覚悟の上です」

アベノミクス継承を貫く黒田東彦(はるひこ)総裁の在任中はファンドがいくら攻勢をかけても日銀を屈服させるのは難しいだろう。

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