米空母厳戒、日本のEEZ内に中国ミサイル着弾 台湾周辺海域に展開 「日本は立法措置を含め日台の枠組み本気で検討すべき」識者1/3ページ

岸田首相(右)と、ペロシ氏は5日朝、首相公邸で会談した(代表撮影)
岸田首相(右)と、ペロシ氏は5日朝、首相公邸で会談した(代表撮影)

ナンシー・ペロシ米下院議長は4日夜、日本に到着。5日午前、岸田文雄首相主催の朝食会に出席した。ペロシ氏は現職下院議長として25年ぶりに台湾を訪問(2、3日)し、「台湾の民主主義を支援する米国の揺るぎない関与を示す」と宣言した。習近平国家主席率いる中国は激しく反発しており、人民解放軍は4日から、台湾周辺で「重要軍事演習行動」を開始した。弾道ミサイル11発を発射し、初めて日本の排他的経済水域(EEZ)内に5発を撃ち込んだ。米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」を中核とする打撃群は、台湾近くで警戒を強めている。軍事的緊張が高まる東アジア。日米は「自由」「民主」「人権」「法の支配」という基本的価値を守るため、連携をさらに強化する。

ペロシ氏は4日夜、専用機で米軍横田基地(東京都)に到着した。来日は2015年以来となった。

岸田首相とペロシ氏は5日午前8時から、首相公邸で朝食を交えながら会談した。台湾を含む地域の安全保障情勢をめぐって協議したほか、日米同盟強化や「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力などを確認した。ペロシ氏は同日午後、細田博之衆院議長とも会談する。

ペロシ氏の台湾訪問への報復措置として、中国人民解放軍は4日から「重要軍事演習行動」を開始した。台湾の軍事基地への攻撃や、重要港湾の封鎖を想定した実弾演習を内容とする。

台湾国防部や中国軍によると、中国軍は4日、弾道ミサイル「東風」計11発を発射したほか、東部戦区陸軍部隊が同日午後、遠距離の実弾射撃訓練を行ったという。

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