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女子ゴルフのメジャー最終戦、AIG全英女子オープンが4日、ミュアフィールド・リンクス(6510ヤード、パー71)で開幕し、3年前の大会で優勝した渋野日向子(23)が単独首位発進を決めた。強気のパッティングがよみがえり、圧巻の8バーディー、2ボギーで、今季自己ベストとなる65。2位のジェシカ・コルダ(米国)に1打差をつけた。大人になったスマイルシンデレラが全英で再び輝きを放ち、大会2勝目に向けて大きな期待を抱かせる好スタートを切った。
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スマイルシンデレラが帰ってきた。〝しぶこ伝説〟発祥の地・全英で首位発進。
「自分が自分じゃないみたいにパッティングが入ってくれた。すごく緊張感のある1日でした」とロケットスタートを決めた。
2017年まで会員が男性限定だった名門ミュアフィールドで初めて開催された全英女子。7時36分のスタート時は気温11度、風が強く、時折雨も降る中で、8バーディーを量産した。
1番で5メートル、2番で2メートルを沈め連続バーディーを奪うと、3番はもう少しでイーグルというスーパーショットがピン20センチについて3連続。
4番パー3は3パットのボギーも、5番パー5はバウンスバックのバーディー。さらに5、9、17番と3つのパー5で確実に伸ばした。
ラインを消してまっすぐ狙い、カップの壁にぶつける〝壁ドン〟パットが勝因だった3年前。
「まだ自信はないですけど、1メートルの上りのパットが先週に比べたらすごく強気で打てている分、あれだけの結果かなと思います」と手応え。2戦前のエビアン選手権から導入したマレット型の新パターがハマった。