サッカー女子W杯で史上初の3連覇を狙う米国代表の人気がすさまじい。AP通信によると、今大会の初戦は全米の平均視聴者数が526万人余を記録。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日米が激突した決勝の同448万人をいきなり上回った。
最終メンバーの発表をバイデン大統領や人気歌手のテイラー・スウィフトらが務めるなど、今や米国で最も人気のある女子スポーツのW杯は国民的行事に。日本に敗れた2011年大会決勝でもプレーした38歳のMFラピノー、34歳のFWモーガンら実績あるベテランに、米プロバスケットボールNBAで「悪童」の異名を取った殿堂入り選手、デニス・ロッドマン氏の娘のFWトリニティ・ロッドマン(21)ら若手も織り交ぜ、今回もタレントぞろいだ。
ニュージーランドのオークランドで22日午後に行われた1次リーグ初戦は、米東部時間では21日夜9時と金曜のゴールデンタイムに始まり、ベトナムにシュートを1本も打たせず3―0で完勝。全米の視聴者はFOXの平均526万1000人に加え、スペイン語放送の各局も計100万人に達したとみられる。
12年前に米国を破って優勝後、日本ではなでしこ旋風が吹き荒れたが、今や国民の関心度は天と地の差だ。それでも22日の1次リーグC組初戦はザンビアに5―0で大勝発進。26日(日本時間午後2時開始)の第2戦もコスタリカに勝ち、同組のスペインがザンビアに勝つか引き分ければ、最終戦を待たずに日本の1次リーグ突破が決まる。国民を振り向かせるには、勝ち進むしかない。