社民党の福島瑞穂党首は19日、中国共産党序列4位の王滬寧(おう・こねい)政治局常務委員と北京市内で会談し、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出反対で一致した。「人類共通のものなので海を汚すべきでない」とした王氏に対し、福島氏は「処理汚染水が放出されないよう止めていきたい」と訴えた。
福島第1では昨年8月以降、放射性物質トリチウムの濃度を、国の規制基準の40分の1、世界保健機関(WHO)の飲料水基準の7分の1に希釈して放出しているが、中国は処理水を「核汚染水」と呼び、日本産水産物の禁輸を続けている。福島氏の主張は、日本政府の立場と大きく異なっている。
