衆院東京15区補欠選挙を巡り公選法違反(自由妨害)の疑いで政治団体「つばさの党」の代表ら3人が逮捕された事件に絡み、同党は政治家や著名人に対する街宣活動を繰り返していた。「落選運動をビジネスにする」という狙いも浮上する。警視庁捜査2課は妨害活動には余罪もあるとみて捜査を進める方針だが、党側は「不当逮捕」「弾圧」と主張している。
同課は19日、党代表、黒川敦彦容疑者(45)や出馬して落選した幹事長の根本良輔容疑者(29)ら3人を送検した。15回以上の妨害行為があったとみており、動画を分析するなどして逮捕容疑以外の行為の立件も視野に捜査している。
3人は党に批判的な著名人らの自宅近くに押しかけ街宣活動をするため、「住所が分かる人いたら情報下さい」とSNSで募った。
実際にタレントの田村淳(50)や日本保守党事務総長の有本香氏らの自宅前で行ったとする街宣活動をユーチューブで配信した。警視庁の家宅捜索を受けた5月13日には小池百合子都知事の自宅近くで街宣し「警察を動かすのは小池氏以外あり得ない」などと主張していた。

