「新NISAは、近々バージョンアップすることになる。政府・与党もその方向で動いている。その新たな強化策によって、より多くの資金が株式など金融マーケットに流入することになるのは確実だ。従って、今の株価上昇の動きに、さらにドライブがかかることになるだろう」
自民党の有力国会議員がこう断言する。
改めて指摘するまでもなく、ここへ来て株式マーケットが大きく活況を呈している。先週4日の東京株式市場では、日経平均株価は5営業日連続で値上がりを記録し、同日の終値は4万913円65銭を付け、史上最高値を約3カ月ぶりに更新した。
ここ最近の株価上昇は、円安・ドル高基調が続いていることを受けての、自動車を中心とした輸出関連銘柄に対しての積極的な買いが継続していることに加え、金利上昇局面での業績回復が見込める銀行・保険株を買っていこうという動きが加速しているためだ。銀行・保険株の場合、時価総額が大きいものが多いため、その株価上昇は日経平均株価を押し上げやすいのだ。
「株価が上昇トレンドにあるなかで市場が好感するような、新NISAの強化策が打ち出されたならば、株価水準は新たなステージに突入することになるだろう。もっとも強化策の中身次第ではあるが」(大手証券会社首脳)
