参加した従業員は「サイトに歩数などを入力するたびに果物が育って楽しい。最終的な目標を達成した後、家に旬の大きな桃が2個届いて、家族も驚いていました。梨やメロンなども届いたこともあります。すごくテンションが上がります」と話し笑顔を見せていた。
■グローバルな交流が刺激に
同社は国内だけでなく海外拠点のグループ企業でも、健康経営を進めている。
「2020年にグローバルの共通スローガンを掲げ、各国のグループ企業のリーダー40人が、山登りのアプリに参加し盛り上がりました。現在も、定期的に各国の人事の総責任者による会合を開き、課題の解決に向けて話し合っています」と説明するのは、同社人事部人事企画チームの松原亜里紗氏。
テルモインド社では、オンラインでのヨガ・フィットネスを実施。コスタリカではオフィス内ジム。ベルギーではウオーキングによるチャリティーイベントを開催するなど、お国柄を反映したさまざまな取り組みを行っている。
「アソシエイト(従業員)が『健康でいきいきと働く』ことは、当社の海外グループ企業にも浸透しています。スポーツイベントなどに積極的で、グローバル健康経営の取り組みマップを社内で公開しています。日本で働くアソシエイトの刺激にもなっています」と松原氏。
世界にも広がる健康経営の輪。グループ企業からその家族へ。今後さらに進展しそうだ。 (取材・安達純子)
■テルモ株式会社 医療機器・医薬品の製造販売。グループ会社98社。グループ従業員数3万591人(2024年3月末現在)。1921年9月設立。経済産業省等の「健康経営銘柄」に合計8回認定。
【健康経営とは】従業員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に実践すること。従業員の健康が生産性や企業価値の向上につながり、就活や転職先企業の指標にも。