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ぬか喜びに注意!自宅値上がり→買い替えの落とし穴 今後の相場観は右肩下がり (1/2ページ)

 私は住宅購入の相談を行っているが、最近よくあるパターンは自宅の値上がりにぬか喜びをした買い替えだ。

 ここ4年ほど、東京の都心とその周縁ではマンションが値上がりしている。3年から8年くらい前に新築物件を購入した場合、今の相場観だと値上がりしているケースが多い。

 気持ちはよく分かる。新築時に5000万円だったものが、今売れば6000万円だと知ると1000万円ほど儲けた気分になる。しかし、それはあくまでも気分であって、本当に1000万円の現金を手にしたわけではない。

 そういう方が私のところにやってきて、今度は7000万円のマンションを買いたいと相談を受ける。

 まぁ、それも悪くはないのだが、その7000万円のマンションは4年前なら6000万円で買えたものだ。つまりは、今のように高い時に売れば譲渡益が発生するが、それを元手に買うマンションは今の価格水準になる。

 しかも、中古を売却して中古を買えば、往復で6%強の仲介手数料が発生する。そのほか、諸費用や引っ越し代もバカにならない。結局、何か得をしたようでもほとんど得をしていないケースが多い。

 何物件も賃貸運用している投資家なら、今のような高騰期に手持ち物件を売却しておいて、今後必ずやってくるであろう下降期に仕込み直す…というような売買は可能だ。

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