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某大物トレーダーの影響? バイオベンチャー「アンジェスMG」が急騰

 上場バイオベンチャーの大半は赤字企業である。それでも投資家がその株を追い掛けるのは、有望新薬の開発という一発逆転があるからだ。遺伝子医薬の開発を手掛けるアンジェスMG(4563)も、そうした赤字バイオベンチャーの1つ。株価は6日、特に材料が出たわけではないにも関わらず、前日比20%以上も急騰した。どうやら某大物トレーダーが買い煽(あお)っているようだ。

 ただ、ネット上では「(この急騰が)初動? ウソつけ!」「また悲劇が繰り返されるのか」など、この急騰に対して懐疑的な声が多い。新薬開発が、それを待つ患者よりも先にトレーダーに恩恵をもたらすことを考えると複雑である。

 業績の低迷によって信用不安がささやかれるピクセラ(6731)。増資で得た資金を先進事業に投資すると発表したことで、株価は上を下へのお祭り騒ぎとなっている。ネット上でも売り買い混じった煽り合戦となっているが、過去急騰直後に急落した経緯を何度も持つ銘柄だけに「懲りない人おるなぁ」「触らぬピクセラにたたりなし」など、まだ傍観するトレーダーが多いようだ。 (新井奈央)

 【2017年6月8日発行紙面から】

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