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【横山利香 打ち出の小槌】マンションよりも割安 高まる一戸建て需要で「オープンハウス」「NITTO」に注目 (1/2ページ)

 人生において最も高額な買い物の1つがマイホームと言えるでしょう。アベノミクス以降、日本経済は回復基調にあり、国土交通省の調査によると、全国の地価の下落幅は縮小傾向にあります。とりわけ東京、名古屋、大阪の三大都市圏の地価は住宅地、商業地ともに上昇トレンドまっただ中です。

 首都圏の地価上昇を背景に新築一戸建てや新築マンションの価格もここ数年、右肩上がりに。東京カンテイの調査では、2016年の新築一戸建て価格は3000万円半ば、新築マンションは5000万円前後です。

 ここ数年、一戸建ての所有者が長期間にわたって不在になる空き家問題が深刻化。築年数が20年以上経過した木造一戸建ては、所有者自身が建物の価値を維持する必要があるため、管理組合の存在で価値を維持しやすく、住むには何かと便利なマンションに人気が集まっています。

 もっとも、新築時の価格はマンションが圧倒的に高いのですが、中古の観点から見ると、築年数の経過とともに、一戸建てよりマンションの価格が低下することが東日本不動産流通機構の調査で明らかになっています。

 つまり、新築一戸建てはある意味、資産価値を維持しやすいにも関わらず、販売価格はマンションよりも割安だと考えられるのです。

 日本人には根強い土地信仰がありますから、都内で新築一戸建てを購入でき、かつマンションよりも安い価格であれば、今後は一戸建てへの需要が一層高まる可能性があります。

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