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【一生働く!】「スキル消失」退職は企業の死活問題 質的な『人材』不足が課題に (2/2ページ)

 しかも、業種によっては「人手」ではなく「人材」が不足しており、この問題がいっそう大きくなっている。長年経験を積み、多くのスキルを身につけたシニアが現役を退くことで「質的」な穴が空いてしまうのだ。次代への継承も進まないため、企業には死活問題となっている。

 「実際、技術系の業種などでは、キャリアを持ったシニアをのどから手が出るほど欲しがっています。ところが、当のシニアたちが初めから諦めて求職してこないのが実情です。そうしたシニアに、転職市場の実情と機会の豊富さを知っていただくことが喫緊の課題です」

 人材紹介大手、リクルートキャリア「リクナビNEXT」編集長の藤井薫氏(51)はこう語る。

 つい最近までは、シニア雇用はごく限られた分野のみと考えられていた。だが、ここ数年で状況は大きく変わった。シニア雇用の“常識”は塗り替えられているのだ。次回はその変化の内容に迫る。(「オレンジ世代」取材班)

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