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【横山利香 打ち出の小槌】年々変化する住居スタイル、不動産市況は好循環 シェアハウス関連なら「スター・マイカ」など注目 (1/2ページ)

 マイナス金利の影響を受けて金融機関の貸し出し金利が超低金利であることなどを背景に、ここ数年、不動産投資を行う人が増加しています。

 ただ、不動産情報サイト「健美家」(けんびや)の発表によると、マンション1室(区分所有)の価格が全国平均で4~6月に比べて7~9月が6・1%も下落しました。ワンルームなど投資用マンション価格が下落に転じたのは4四半期ぶりとなります。

 価格下落の主な要因として、相続税対策としての貸家の建設が相次ぎ、貸家が供給過剰となったことが挙げられます。

 また、金融庁や日銀がアパートローンの急増に監視を強化したため、今春から金融機関の融資姿勢が厳しくなり、購入の際のローンを組みづらくなっていることも関係しているでしょう。

 不動産価格の下落というと、「バブル崩壊?」と思う人もいるかもしれません。しかし、首都圏とりわけ東京都内では、景気サイクルに応じて価格は変動しますが、一定水準から下落しにくい特徴があります。不動産価格が安くなれば買いたいと考える人が増えるためです。

 融資基準の強化による不動産価格の下落は決して悪いことではなく、過大融資を受ける人が減れば、不動産価格は下落するものの、適正な融資による購入意欲が増大し、再び不動産市況は好循環のサイクルへと移っていきます。

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