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【「01」発想講座】インターネットとITが変えたもの 将来出現する知能指数1万の相棒、使いこなせるかはユーザの想像力次第 (3/3ページ)

 ビジネスの仕組みも変わる。ブロックチェーンの技術を使った決済方法は中間マージンや税金を払わない仕組みのため、世界的に普及する。ネットワーク上の取引は公平に行われるので、従来の利権構造は確立できない。すでにビットコインなどの仮想通貨で使われている技術だが、ネット上の売り買いが世界規模でさらに拡大していけば、各国で主要な決済手段となっていくだろう。

 身近な分野にもITはますます浸透していく。衣食住もAIが管理する大規模なデジタル化が進み、快適生活をサポートする。

 衣類は体温調整、体調管理、外的防護などを備えて多機能化する。食の分野では材料の生産地やカロリーなどのデータがICチップ化され、AI搭載の冷蔵庫が中身を識別したうえで利用者の栄養バランスを考えて、お勧めの食材とメニューを提示する。家は太陽光や地熱、風力、水力などを利用して発電・蓄電する建築物に変わるだろう。もちろん、家電製品はすべてAIが管理し、居住者にとって最適な環境を実現する。

 AIの能力が人間と同等になると、AIと人間の関係は家族や友人、恋人やライバルとの関係に似たものになっていくかもしれない。現実がSF映画の世界に近づいていくのだ。

 ご愛読ありがとうございました。(久保田達也)=おわり

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