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【人生二毛作】元プロ野球選手・屋鋪要氏、盗塁王からSL写真家に 蒸気機関車撮り尽くし「こんな楽しいことはない」 (1/2ページ)

 野球ファンなら知らない人はいないだろう。元プロ野球選手の屋鋪要さん(58)に、川崎市宮崎台のスポーツジムで会った。今回の取材の趣旨を説明すると、「野球から離れて違うことをやっていると思われると困るな」と、いきなり出はなをくじくようなコメント。「僕のメーンは野球で、蒸気機関車の撮影は趣味なんです」。

 子供たちに野球を教える日々。公益社団法人少年軟式野球国際交流協会の理事を務める。

 大阪市で生まれ、兵庫県川西市で育った。小学4年生のとき少年野球チームに入ったのが野球人生のスタート。1977年のドラフトで大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)に入団。その後巨人へ移籍、日本シリーズにも出場し活躍。守備と走塁に実力を発揮し、3年連続盗塁王、ゴールデングラブ賞を5回受賞。95年に現役を引退した。

 子供の頃から鉄道ファン。現役時代封印していた趣味が46歳の時に復活。きっかけは子供の頃、父親と一緒に北海道で見た蒸気機関車との再会だった。

 「日本で最後に旅客列車を牽引(けんいん)した蒸気機関車です。当時、神田にあった交通博物館へ息子と見に行って」感動。消えかかっていた鉄道への情熱に再び火が付いた。

 少年野球の指導をしながら撮影行脚。日本に残る600輌の蒸気機関車をすべて撮影した。2014年2月には、月刊「Rail Magazine」に5年間連載したコラムをまとめたムック『屋鋪要の保存蒸機完全制覇』(ネコ・パブリッシング)を出版。

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