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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「白」》世界経済回復に手腕を発揮した2人の白髪女性 「アベクロ」も見習って! (2/2ページ)

 イエレン氏は笑顔がチャーミングな71歳。バリバリのエコノミストで、サンフランシスコ連銀総裁からFRB副議長を経て、14年2月に議長に昇格した。自称「イエレンウオッチャー」のあるエコノミストが「彼女は重要局面では紫のジャケットを着ている」と指摘するなど、彼女のファッションも国際金融市場に影響を与えかねない関心の的となってきた。

 米国ではロナルド・レーガン政権以降、1期目の大統領は前政権が起用したFRB議長を続投させてきた。だが、「民主党色」を払拭したいトランプ大統領の意向により、イエレン氏は来年2月3日、異例の1期4年でFRBを去る。

 イエレン氏は15年から利上げに踏み切り、着実に金融政策の正常化を進めてきた。雇用や物価の経済指標を重視する考えを繰り返し説明し、市場にゆっくりとした利上げを織り込ませてきた。

 今年6月に保有資産の縮小計画を発表した際は「ペンキが乾くように静かに進める」と発言。経済成長は続いているのに、物価の伸びが鈍い状況について、10月の会見で「ミステリーだ」と述べるなど、独特の言い回しも印象的だ。

 翻って、日銀は大規模金融緩和のまっただ中。来年4月8日に任期満了を迎える黒田東彦総裁の後任人事はまだ出ていないが、次期総裁の最大の使命は緩和縮小に向けた「出口戦略」となるのは間違いない。

 黒田氏が続投するのか、別の人物が総裁に就任するのかは分からないが、イエレン氏に学ぶ点があるとすれば、その巧みな市場とのコミュニケーション方法だろう。

 CMによく出てくる、真っ白い猫が気になっています。(B)

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。12月のお題は「白」です。

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