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【売れないモノを売る極意】メール時代の“年賀状プレゼン術” 相手が喜ぶ内容なら絶好のPRツールに (2/2ページ)

 たとえば数年前のこと。私は新年早々、大きな仕事のプレゼンをすることになり、年賀状で好印象を持ってもらおうと工夫したことがありました。キーマンが猫好きなことを知り、愛猫の頭にみかんを乗せて「縁起の良いお鏡ネコ」と題した写真を年賀はがきにして送ったのです。これが印象に残ったらしく、プレゼンの場でも猫の話で盛り上がり、大成功を収めることができました。

 また温泉好きの得意先に「全国各地を旅した私が日本一と信じる温泉です」とメッセージを添えて秘湯の写真を送ったこともあります。するとさっそく「どこか教えて」とメールが届きました。その後のビジネスがうまく運んだことは言うまでもありません。

 つまり「ビジネス年賀状は印刷だけで無味乾燥」というイメージを逆利用し、相手の心に寄り添う温かい年賀状を送ると、好ましい印象を与えることができるのです。

 早めの投函と「返信のお心遣いはなさらないでください」の添え書きを忘れずに。8日以降の年賀はがきは返信が面倒な上、「受け取るなら10円の不足金、払ってください」なんて通知が相手に届く恐れもあります。くれぐれもご注意を。

 ■殿村美樹(とのむら・みき) 株式会社TMオフィス代表取締役。同志社大学大学院ビジネス研究科「地域ブランド戦略」教員。関西大学社会学部「広報論」講師。「うどん県」や「ひこにゃん」など、地方PRを3000件以上成功させた“ブーム仕掛け人”。

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