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【介護離職に備えよ】「介護認定返上」宣言した親子 自立に大事な「制度に頼らぬ覚悟」 (2/2ページ)

 「介護離職するかしないかは親ではなく、子世代がその手綱を握っている。介護保険に頼りすぎて、社会的に甘えてしまうことになっていることが問題なのではないか」と彼女は語っている。

 たしかに、介護離職が年間10万人という現実の中、介護離職ゼロを目指すというアベノミクスの掛け声はどこかむなしく聞こえる。「介護保険があるから」「介護と仕事の両立を支援する制度があるから」と寄りかかるのではなく、本質的なことは親子、家族で考えて『制度に頼らず、どうすればリスクヘッジできるか』を見極め、行動することが大事なのだとあらためて痛感した。

 ■「親のこと」相談受け付けます

 高齢の親が抱える問題は、すべての子世代が直面する問題で、悩みは人それぞれです。そこで夕刊フジは、当欄執筆者の大澤尚宏氏が代表をつとめる「株式会社オヤノコトネット」と協力し、読者からの相談を個別に受け付けます。老後のお金や老人ホームの選び方、相続などの「親のこと」について、知識と経験豊富なオヤノコトネットの相談員がアドバイスします。

 相談料は税込み1万円。相談場所は原則として東京・大手町の産経新聞社会議室。ご希望の日時に相談員との面談を設定します。相談申し込みは夕刊フジ編集局「オヤノコト」相談係(メール:oyanokoto@fujinews.com 折り返し係から返信します)。

 ■大澤尚宏(おおさわ・たかひろ) オヤノコトネット(www.oyanokoto.net)代表取締役。1995年に日本初の本格的バリアフリー生活情報誌を創刊。2008年、「そろそろ親のこと」(商標登録)をブランドにオヤノコトネットを創業し、「高齢期の親と家族」に関わるセミナー講師や企業のマーケティングアドバイザーとして活躍している。

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