記事詳細

【AI時代の発想術】もしやこっちが幻想世界? AIと人間の共存が生む、仮想と現実の混同 (1/2ページ)

 この世はテレビゲームのようなもので、われわれが現実だと思っている物理的な現実は存在しておらず、人間が勝手に思い描いた仮想空間に過ぎない、という説がある。

 実際、宇宙の起源はわからないし、ダークマター(暗黒物質)など解明されていない物質や事象が満ちあふれている。それらが実は量子で作り上げられた3Dゲームのような仮想現実だと仮定すると、物理的な矛盾はすべてつじつまが合うのだそうだ。

 その前提で考えると、AI(人工知能)が考えることも人間が考えることも、この世の中に同等に共存できることになる。

 例えば、ヘッドマウントディスプレーをかぶって3Dゲームをするとしよう。仮想の都市空間を構築していく「シムシティ」のようなゲームなら、仮想世界の中で自分の理想の街を作り上げることができる。

 人や動物、植物などの自然も創り出せるし、怪獣や宇宙人など架空の生物を登場させることもできる。現実の仕事や生活を仮想世界の中に再現することもできるし、仮想通貨を使って経済を構築することも可能だ。そして、そうした“創造作業”をAIに手伝わせることも簡単にできるようになるだろう。

 数年後には、自分が創り上げた街に自分の理想の住居を建て、理想の恋人と住む仮想生活が一般的になるだろう。同時に、知り合いが創り出した街にも行き来できるようになる。世界中の人々が、自らが創り出した仮想世界を自在に移動するようになり、“仮想人間社会”が形成されていくはずだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース