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【AI時代の発想術】もしやこっちが幻想世界? AIと人間の共存が生む、仮想と現実の混同 (2/2ページ)

 そうなると、面白いことが起きる。人だけでなくAIも個人として街に住みつき、生活を始めるようになるのだ。AIが仕事を始めたり、AI同士でコミュニティーを形成するようになる。最終的には「われわれは“AI人類”である」と名乗り始めるかもしれない。

 仮想現実の中では、人間とAIが共存して生活するようになるのだ。もしかすると、人とAIが恋に落ち、結婚して仮想的な子供を産み育てる人生が生まれるかもしれない。

 これを夢物語だと一笑にできない現実が、すでにそこまできている。実際、ヘッドマウントディスプレーで3Dゲームを長い間続けていると、その世界があたかも現実なのだと錯覚し始めることがある。

 ゲームを終えて現実世界に戻っても、もしやこっちが幻想世界なのではないかと勘違いすることがあるのだ。仮想世界の中でAIが人のように振る舞っても、誰もその正体に気づかない時代がやってくる。AIとの共存とは、そういうことである。(プランナー・久保田達也)

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