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出川CMだけじゃなかった…コインチェック、高額アフイリエイトの大量集客 「安易な初心者」増やす結果に (1/2ページ)

 コインチェックから仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した問題では、約26万人が被害を受けた。昨年12月以降、タレントの出川哲朗(54)の出演CMで大量の初心者を獲得したが、もう一つの集客エンジンとなったのが高額のアフィリエイト(成果報酬型)プログラムだ。専門家は「安易に仮想通貨に手を出してしまうケースを増やしたのでは」との見解を示す。

 《1名ご紹介につき、最大2万3000円!!》

 流出問題で対応に追われているコインチェックのウェブサイトには、アフィリエイトプログラムについて具体的な記載がある。

 アフィリエイトとはネット上の広告の一種だ。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「個人がブログなどである商品を宣伝し、商品が売れた分だけ報酬を手にできる広告のことを指す。ブログには商品を販売するHPにつながるリンクが貼られており、広告を出している側はそのブログを見た何人が商品を購入したのか、つまりどれだけの宣伝効果があったのかが分かるシステムになっている」と説明する。

 コインチェックのアフィリエイトプログラムによる報酬は、紹介した人が本人確認の書類を提出し、承認されると3000円、「5万1円」以上を入金すれば1万円、100万円以上の仮想通貨を売買すれば1万円で、1人の紹介につき最大2万3000円が仮想通貨「ビットコイン」で支払われる仕組みだった。

 井上氏によると、アフィリエイトはネット黎明期から存在し、「10年ほど前にFX(外国為替証拠金取引)が流行した際、FX業者とアフィリエイト契約し、ブログの閲覧者が口座を開設するごとに紹介料を得ていた知人もいる」という。ただ、「FXのアフィリエイトは1人紹介で1万円だったと聞いている。コインチェックはかなり高いと感じる」と話す。

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