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【最強!!バフェット流投資術】成功する製造業の条件「ファブレスメーカー」、物流や在庫管理でも革命的な『良品計画』 (1/2ページ)

★良品計画(中)

 無印良品の最大の独自性は「ブランドではないブランド」という世界に類を見ないコンセプトだが、その「ブランド」をしっかりと支えているのが緻密なオペレーションだ。

 良品計画(7453)は雑貨・衣料・食品などを扱う日本企業としては、かなり早い時期(しかも会社としての設立以前)から、海外調達、生産に取り組んでいる。さらに「現代の成功する製造業」の重要な条件であるファブレス(工場を持たない)メーカーだ。

 同社は一般的に小売り・流通業として分類されるが、販売する商品を自社のコンセプトで生産しているわけだから、販売網を持ったファブレスメーカーというとらえ方が正しい。自動車メーカーは、独自の販売店(代理店)網を通じてセールスを行っているが、良品計画のビジネスモデルもそれに近いものである。

 最近、日本のスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどがプライベートブランド(PB)商品の開発に力を入れているが、良品計画は「無印良品」というPBの開発で、それらの動きを何十年も先取りしている。

 良品計画の在庫補充は店舗に設置されたシステムによって自動的に行われるなど、物流や在庫管理の面でも先進的だ。

 取引の多い店舗では、店での作業を減らすために、物流センターで事前に仕分けされた商品が届く。逆にインナー商品の一部では、店舗の発注回数を週1回に減らし、生産地で仕分けを行い各店舗へ直送。国内物流センターを省略する試みも行われている。

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