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【横山利香 打ち出の小槌】スポーツ・健康関連で「ソニー」注目 平昌閉幕、20年東京五輪へシフト (1/2ページ)

 メダルラッシュに沸いた平昌(ピョンチャン)冬季五輪が閉幕。自然と、再来年に開かれる2020年、東京五輪を意識する空気になってきました。

 スポーツ庁・経済産業省が発表した「スポーツ未来開拓会議中間報告~スポーツ産業ビジョンの策定に向けて~」によると、02年に約7兆円だったスポーツ市場の規模は12年には約5・5兆円となり、縮小傾向にあります。

 ただ、12年に開催されたロンドン五輪を機に、英国ではスポーツ市場が活性化したとのことですから、メダルとは別な意味でも東京五輪に期待したいところです。

 スポーツ市場は、スタジアム等への投資やグッズ、観戦に加え、周辺産業への波及効果があります。ネット環境の拡大に伴い、スポーツとIoT(モノのインターネット)技術の融合も加速していますから、どの企業が活気づいていくのか、分析してみるのも面白いところです。

 今週、注目する企業は、まず「ソニー」(6758)です。スポーツシーンにぴったりなスマートウォッチ(腕時計)「ウェナリスト」シリーズは、従来の製品とは一線を画すデザインで、美しくスタイリッシュ。これまで購入をためらっていた層の興味を喚起させています。

 スポーツ、健康関連での利用のほか、買い物時に時計をタッチすることで決済できたり、電話やメールのチェックを時計を見ているようにできたり。日常生活にもなじみ、スマートウォッチ自体が一般化する起爆剤になるかもしれません。

 ソニーは「プレイステーション4」や「プレイステーションVR」といったゲーム機に加え、犬型癒やしロボット「aibo」も復活させるなど話題は豊富。先日発表した18年3月期第3四半期決算も上々で、株価も上昇基調にあります。

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