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【トップ直撃】品質第一が“鉄板” ブロンコビリー・竹市克弘社長「妥協すると普通の店になってしまう」 (2/3ページ)

 --厳しい時代もあったそうですね

 「デフレのまっただなかで節約志向になってきたとき、われわれも安売りに走ったことがありましたが、マッチしませんでした」

 --人材の育成戦略は

 「新卒社員の採用は順調ですが、アルバイトやパートさんの採用は厳しくなっていますね。心がけているのは商品だけじゃなく働きがいも作っているということです。社員やパートナーさんの教育にも年間2億円から3億円かけていて、海外研修も実施しています」

 --店舗展開について

 「悪いときにも踏ん張れる直営で展開しています。コンスタントに年間15~20店舗増やしていきたいですね。直近3年から5年は関東と関西が出店の中心になると思います。いまはロードサイド中心にやっていますが、関東ではもう少し中心部も視野に入れています」

 --業績面の目標は

 「BSE問題があったころ、会社の売上高は55億円ぐらいで、有利子負債は38億5000万円で、単年度赤字を6億円ぐらい出していました。そのときに20%の利益率という高い目標を掲げました。これを最短で3、4年で達成したいと考えています」

 【名古屋】父親が名古屋市内で始めた喫茶店からスタートした。「愛知県発祥の外食は喫茶店が母体というところが多いですね」。喫茶店が飽和状態のなかで次の展開を模索し、ステーキにたどりついたという。

 “名古屋めし”はなぜ強いのか。「東京は電車文化なので人の動線が比較的均一ですが、名古屋は郊外に行くとみんな車で、道も広いのでほとんど渋滞がありません。品質とコストのバランスでお客さんをうまくキャッチしないと別の店に逃げられてしまいます」

 【米国】後を継ぐことはあまり考えていなかったというが、日本の大学を出た後、米デンバー大でホテルとレストランと旅行業を中心として経営を2年半ほど勉強したことが転機になった。「アメリカではみんな食事を楽しんでいました。現地の食文化に触れる中で、もっといろんな可能性があるんじゃないかと考えるようになりました」

 【家族】妻と11歳の長男、6歳の男女の双子。

 【手放せない一品】アップルウォッチ。歩数計として健康管理にも使っている。

 【食べ歩き】海外に出張した際、地元の食材を使った繁盛店に出向く。「多いときは1日9軒回ることもあります。現地の人に聞いたり、ネットで調べたり、飛行機でCA(キャビンアテンダント)さんに聞いてみたり」

 印象に残っているのは、米ラスベガスで食べたステーキや、ドイツで食べた白アスパラなど。

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