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【一生働く!】「老老介護」「介護離職」支援の充実を 何事もひとりで抱え込まず、使えるサービスは大いに利用する (1/2ページ)

 ★<生きがい編>介護

 夕刊フジ主催の「シニア懇談会」に参加してもらった生涯現役を実践中の男女7人のうち、3人は家族の介護をしている。「老老介護」の現状を聞いた。

 ■男性介護者の増加

 近年、日本でも「男性介護者(妻を介護する夫、親を介護する息子)」が増加している。ある大手商社のアンケートでは、社員の2割が「主たる介護者」で、その8割が男性という例もあったという。

 懇談会に参加した渡辺裕之さん(74)は、「健康ならずっと働きたいと思っていますが、気がかりなのは妻のことです。数年前から介護が必要になり、いわゆる『老老介護』の状態になっています。今は、仕事と介護のバランスをみながら頑張っていますが…」と話す。

 緑内障を患って要介護となった妻の介護をしている吉澤潤二さん(69)は「定年のない会社なので、本来なら希望すればそのままフルタイムで継続勤務ができましたが、妻の介護が必要になったので退職しました。今は勤務形態を変更し、介護と両立できるよう週3日勤務で働いています」と現状を語る。

 2人とも、妻の介護をしながら仕事を続けている。その裏には介護者本人の努力はもちろんだが、会社側の理解や協力もある。

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