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【天野秀夫 中小型厳選株】「エニグモ」業績V字回復期待 世界中のファッションアイテム購入可能な市場運営 (1/2ページ)

 急転直下の米朝雪解けムードの台頭で、日本株はまだまだ疑心暗鬼ながらも、売り越し一辺倒だった海外勢の買い戻しを誘発しています。NYダウは前週末9日時点で、暴落の発端となった2月2~5日の水準と2月27日の戻り高値の水準を回復していませんが、ハイテク・中小型株指数とされるナスダック指数は、これらを上回り高値を先駆して更新しています。

 東京市場では、新規上場(IPO)株人気も手伝ってマザーズ指数が戻り高値更新の至近距離につけており、中小型株に戻りの先導役期待が膨らんでいます。

 2日から小休止していたIPOスケジュールも15日から再スタートして、15日から30日までには13銘柄が登場してきます。こうしたIPOが物色を刺激するほか、最近では「駅のホームドア関連」「無人レジ関連」といったテーマ株も久々に人気づき始めるなど、個人投資家にとっては参加しやすい地合いが整ってきたとも言えそうです。また、例年ここからは業績回復銘柄にスポットが当たりやすい時期でもあります。

 15日に2018年1月期決算発表を予定する東証マザーズの「エニグモ」(3665)は、決算と同時に開示予定の今19年1月期業績見込みで好業績が期待できる銘柄です。

 ファッション用品を中心に世界中のアイテムを購入できる独自の仕組みを持つ個人間取引のEC市場「BUYMA」(バイマ)を運営し、出品は世界135カ国9万人、会員数は約400万人、取扱額332億円の規模を誇るソーシャルビジネス企業です。集計中の18年1月期は、エンジニアの増員や組織拡大に伴う本社移転などの費用がかさみ、広告収入減少や韓国子会社の不振も加わって業績下方修正を余儀なくされました。

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