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【介護離職に備えよ】高齢者にスマホ普及のカギは? 社員一人ひとりの意識改革を (1/2ページ)

 いまやスマートフォンは60代、70代でも使いこなせる人が増えている。その一方で、今でもかたくなにガラケー(旧来型携帯電話)からスマホに変えないシニア層も多数存在する。

 総務省の調査によると、2016年のスマホの個人保有率は、20代で94・2%、30代で90・4%、50代でも66%と過半数以上を占めている。しかし、60代になると33・4%、70代では13・1%と急減する。

 ただ、私の知人の中には、離れて暮らす70代後半の親にスマホを勧め、今では毎朝、LINEでやり取りできるほど親御さんが使いこなしているというケースもある。

 介護離職に備えるには、まず親子のコミュニケーションを活性化させることが大事であり、親子がお互いに理解し合い、ともに先のことを考えることが大切だと何度も訴えてきた。そういう意味では、前述のケースのように親にスマホを勧めて積極的にコミュニケーションを取っていくことは非常に正しいやり方だ。

 スマホ市場では若年層の普及率が90%を超えている。そんななか、キャリア(大手携帯電話会社)が狙いたいのが60-70代超の親世代であることは容易に推測できるが、ここはどのキャリアも成功しているとは言い難い。

 その理由をここですべて述べるつもりはないが、ひとつだけ言えることは(あくまで一例であるが)20代、30代の店員さんが60代、70代のシニア層のお客さまを本当に歓迎しているか、ということだ。

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