記事詳細

【介護離職に備えよ】寝たきり予防へ、大切な「靴選び」 サイズ合わないと膝や腰に負担 (1/2ページ)

 筆者の運営するオフィスでは、さまざまなセミナーや相談会を開いている。昨年開催した「これからも元気に歩き続けるための足と靴の健康を考える相談会」では、上級シューフィッターを講師にシニア層の正しい靴の選び方について話をしてもらって好評だった。

 当初の想定どおり、参加者はほとんどが女性だったが、親子で参加した人も数組いた。

 「若いころに履いたハイヒールの影響で、外反母趾になって悩んでいる」「良いと思って買った靴も、どこかが必ず痛くなる」「本当に自分の足に合った靴が見つからない」などという声が多く、子世代に限らず、70代以上の母親世代の靴の悩みは深いと改めて感じた。

 ご存じの人もいるかもしれないが、女性が要介護になった原因のうち15・4%が転倒や骨折というデータがある。男性は6%なので、2倍以上だ。

 女性は男性と比べて筋肉量が少ないのが主な理由だが、健康維持のためにウオーキングをするシニア層が増える中、靴選びを間違うと逆効果になりかねないことを知っておいてほしい。

 靴底の薄い靴やサイズが合わない靴を履いていると、膝や腰に負担をかけることになる。最後まで自分の足で歩きたいと考える親世代にとって、靴選びはおろそかにできないテーマなのである。

 ところで、相談会当日の講師の話で意外に思ったことがある。それは、外反母趾が痛いからとゆるい靴を買うのはダメだということだ。

 男性でも、ゆるめの靴を買う人は多いのではないだろうか。だが、講師によると、靴の縦方向には余裕がないといけないが、横方向は締まっていた方が足の形を維持しやすいのだそうだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう