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【横山利香 打ち出の小槌】人手不足で“事務作業代行”に関心 「RPAホールディングス」人気、「クラウドワークス」も注目 (1/2ページ)

 トランプ米大統領による中国に対しての高関税措置表明。これにより米中の貿易戦争に発展するのではという懸念から、米国の株式市場は大幅な下落を余儀なくされ、ドル円相場では円が買われました。日本の株式市場はここ数日はまさに乱高下、波乱の展開です。

 3月は多くの銘柄が新規上場(IPO)しましたが、この貿易戦争ショックのあおりで、公募割れの銘柄も出たほど。そんな中で、勢いがよかったのが27日にマザーズに上場した「RPAホールディングス」(6572)です。

 公募価格は3570円でしたが、新規上場初日は買い気配のまま値がつかない状況に。28日には1万4280円で寄り付き、公募価格の4倍ほどにもなる人気ぶりでした。

 同社の名前にあるRPAとは、Robotic Process Automationの略で、私たち人が行う事務作業などの業務をソフトウエアロボットで代行、代替することです。

 働き手不足による人件費の上昇が企業の重しになっていますが、それをテクノロジーが代替することで業務効率化や自動化が図られ、生産性が向上するとも言われています。

 同社は、そのRPAを武器に、企画・開発・導入支援を行うロボットアウトソーシング事業を中心に業務を展開しています。

 RPA市場は有望で最近は、みずほフィナンシャルグループや第一生命ホールディングスなど、金融業界を中心にこれを活用して作業の効率化を図ろうとする動きが出てきています。

 市場の拡大が予想されることで、RPA関連事業への将来性に期待が高まっています。ただ、RPAホールディングスの足元の株価は少々過熱気味であることは否めず、高値つかみを避けるためにも、落ち着いてからの取引がいいでしょう。

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