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【売れないモノを売る極意】外国人に説明できるように 日本酒の知識をイチから学び直しの活路 (1/2ページ)

 4月に入り、あちこちでピカピカの1年生を見かけるようになりました。

 子供だけではありません。最近は、働きながら大学院に入って「学び直し」に挑む大人がグンと増えています。

 この傾向は著名人にも広がっていて、先日、元衆議院議員の杉村太蔵さんが慶大大学院入学を発表、またタレントのエドはるみさんも同じ慶大大学院の卒業を発表しました。さらに政府は先月「人生100年時代構想会議」(議長・安倍晋三首相)を開き、社会人の学び直し(リカレント教育)を普及するための議論を始めました。すでに大人の学び直しは社会現象になりつつあるのです。

 その証拠に「学び直し」は身近なビジネスの場でも始まっています。仕事の知識を基礎から学び直そうとする機運が高まっているのです。

 たとえば、しばらく売り上げが伸びずに低迷状態が続いた日本酒業界では、日本酒の知識を一から学び直す蔵人(くらびと)が増えています。海外の和食ブームや国内のインバウンドなど、やっと吹いてきた追い風を生かすためにも外国人にきちんと説明できる知識を学び直そうというわけです。

 日本酒について屈指の知識を誇る酒食ジャーナリスト・山本洋子さんが「ゼロから分かる!図解日本酒入門」(世界文化社)を出版したことも大いに後押しとなり、学び直しを始める蔵元が増えました。酒どころ秋田の蔵元集団「NEXT5」は日頃から研鑽を積む中で、本の出版を機に新たな勉強会を始めました。

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