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【トップ直撃】完全成功報酬で切り開く究極のM&A インテグループ・藤井一郎社長「成長余地大きい」 (1/3ページ)

★インテグループ・藤井一郎社長(43)

 企業売買の仲介や助言をするM&A(企業の合併・買収)業界。引き受けた仕事で成功したときにだけ報酬を得る「完全成功報酬制」を採用するインテグループの実績が注目されている。成功しなければ報酬なしのリスクをなぜ引き受けるのか。藤井一郎社長の答えには熱い思いがにじんでいた。 (村山繁)

 --完全成功報酬制を採用している理由は

 「M&A関連業者の料金には大きく分けて、着手金、中間金、成功報酬があります。着手金、中間金はM&Aの成立前にいただきます。依頼主は、お金を支払った後でないとM&Aが成立するかしないかが分かりません。それが、経営者が踏み切れない理由にもなっています。成立後に報酬を受け取る方法にすれば、市場が活発化するのではないかと考えて完全成功報酬制にしました。依頼主にとって料金面での不安がなく、納得しやすいと考えています」

 --「完全」が付いているのはなぜですか

 「まぎらわしさを区別するためです。業界内にはM&Aが成立する前にいただく料金に『第一次成功報酬』と名付けるなど『成功報酬』という言葉を織り込んでいるケースがあります。われわれはそれとは異なるので、明確化するために『完全』を付けました」

 --その場合、引き受けた案件が成立しなければ料金を受け取れません

 「その通りです。そのため事前の相談の段階で、その仕事を引き受けるかどうかをしっかり吟味します。たとえば『会社を売却したい』という相談が持ち込まれても、当社で『売却できそうにない』と判断したら、誠に申し訳ありませんが、その仕事は引き受けません。裏を返せば、引き受けた案件は、成功を見込んでいるわけです」

 --成約の確率は?

 「上場している仲介会社の開示情報を見ると、社員1人当たりの成約件数は年間1件程度で、実際に難しい仕事であることは確かです。しかし、われわれは社員1人当たりの成約件数が年間3件と、業界平均の約3倍の実績をあげています。取り組み方次第で、着手金や中間金に頼らずに経営が成り立つことを証明しています」

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