記事詳細

【横山利香 打ち出の小槌】金利上昇で狙いは保険業界 「ソニーフィナンシャルHD」上方修正、運用環境改善した「第一生命HD」 (1/2ページ)

 3~4月のドル円相場は、一時1ドル=104円台まで円高になりましたが、ゴールデンウイーク(GW)前から1ドル=109円台まで円安が進みました。背景には、約4年ぶりに米国で長期国債の金利が3%の大台を突破したことが挙げられるでしょう。

 金利上昇は経済が強い証しでもあります。日本でも好決算を発表する企業が増加し、原油価格など資源価格が上昇中です。

 日本は2016年にマイナス金利政策を導入し、長期金利を超低金利にコントロールしていますが、いずれ出口に向かわなければなりません。個人も金融機関も運用難を余儀なくされていますが、金利が今後上昇する事態を想定しておいた方がいいでしょう。

 ただ、銀行業界はAI(人工知能)化など変革を迫られていることを踏まえると、保証を武器に運用を行う保険業界に注目したいところです。

 生命保険文化センターの平成28(2016)年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している人は8割を超えます。

 というわけで、1つ目は「ソニーフィナンシャルホールディングス」(8729)です。

 言うまでもなくソニーの金融事業持ち株子会社で、傘下にソニー生命のほか、ソニー損保などがあります。先日発表した18年3月期の決算速報では、経常利益を上方修正しました。足元の株価は2000円を挟んだ動きが続き、上に抜けるタイミングを待つか、底打ちを確認したいところです。

zakzakの最新情報を受け取ろう