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【新・兜町INSIDE】「メルカリ」上場説が再浮上、6月以降大型ラッシュに進展か

 ネット上の個人売買を仲介するメルカリの東証マザーズ上場説が再浮上してきた。下馬評では時価総額が2000億円規模に膨らむ見通しで、今年最大の新規上場(IPO)になる。ソフトバンクグループの携帯電話会社や仮想通貨取引所、ビットフライヤーなどの上場観測もあり、今年6月以降は大型上場ラッシュに進展する可能性が出てきた。

 今年は公開価格買い・初値売りの勝率が9割を超え、4月には初値が公開価格の11倍に膨張する新記録が生まれるなど空前のIPO投資ブームが訪れている。メルカリは早ければ来週にも東証から上場承認を受ける見通しで、人気の過熱が予想される。

 株式市場の経験則として、「大型上場前の相場は堅調」がある。大型上場を成功させるべく、証券業界ぐるみで相場を盛り上げる雰囲気が出てくることが背景にあるとされる。

 メルカリのIPOが大成功に終われば、時価総額7兆円とも推計されるソフトバンク携帯子会社のほか、経営再建中のスカイマークの再上場も早まるかもしれない。

 【2018年5月11日発行紙面から】

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