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【天野秀夫 中小型厳選株】ラスクル、メルカリで電子取引に脚光 相場妙味高まる「アイル」 (1/2ページ)

 NYダウの下落と円高などを要因に、先週の日経平均は9週ぶりの反落となり、今週はもみあい商状となっています。

 6月8日のメジャーSQを控えて5月最終週は見送りムードが高まり、昨年、2年前も一時的に出来高が大きく減少する場面がありました。急激な為替の変動や国際情勢の変化などがなければ、大型株にとっては売買が手控えられる可能性があり、物色は中小型の個別株物色が主役となってくるでしょう。

 約1カ月ぶりの新規上場企業として、ネットで注文する印刷通販サイトを運営するラクスルが31日に新規上場し、個別株物色を刺激することが期待されます。

 中堅・中小企業の販促支援、業務効率化、人材支援をウェブとリアルの両側面からサポートするジャスダック銘柄の「アイル」(3854)が相場妙味を高めています。

 実店舗とEC(電子商取引)の一元管理ソフトなどに強みを持っていることが特徴です。前述したネット注文印刷サイト運営のラクスルのほか、フリマアプリのメルカリの新規上場を6月19日に控えてEC関連が見直される可能性があり、こうしたなかで、好実態のアイルが存在感を高めることが期待されます。

 今7月期業績は売上高92億円(前期比6・7%増)、営業利益5億2000万円(同20・3%増)、経常利益5億4000万円(同18・5%増)と利益ベースで高増益率を見込み、年一括の期末配当も18円あります。

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