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【横山利香 打ち出の小槌】まだまだ熱い仮想通貨関連「AppBank」の新ビジネスに注目 (1/2ページ)

 国税庁は先日、2017年に仮想通貨取引を含めた収入が1億円以上あったと申告したのは331人だったと発表しました。「寝ているだけでもうかる」という言葉に注目が集まるなど、17年は仮想通貨の価格が大幅に値上がりし、一大ブームが巻き起こりました。

 ビットコインだけを見ても一時200万円を突破。ただ、その後、天井を打ち、現在は1ビットコイン80万円程度で推移しています。価格の下落で個人投資家の熱狂ぶりは落ち着きを取り戻しているように見えます。

 その一方で、企業が定款に仮想通貨の文言を加えてみたり、交換業者登録を目指すとしてみたり…と、新たな金融商品の登場を好機ととらえた企業の戦略は、これまで以上に盛り上がりを見せています。そこで、今回はその関連銘柄に注目しましょう。

 1つ目は「AppBank」(6177)です。同社は、ゲームやスマホ関連のメディアサイト「AppBank.net」を運営し、広告収入やソーシャルゲームの実況中継などを行っています。大ヒットタイトル「パズドラ」が誕生した当時は、同社のメディアサイトで、創業者のマックスむらい(村井智建氏)がゲーム攻略を紹介して話題を集めました。

 同社の発表によると、仮想通貨配布コンテンツプラットフォーム「@BLAST」を6月中旬に開始し、ゲームなどを通じて仮想通貨を配布するとしています。

 ただ、18年12月期第1四半期決算では、赤字が縮小傾向にあるとはいえ、パッとしませんでした。業績低迷を受けて、株価は長く下落基調が続いています。新ビジネスが業績にどのような影響を与えるのか、株価の底打ちにつながるのか気になるところです。

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