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【ネット騒然銘柄】マグネシウム合金技術で『不二サッシ』暴騰 イナゴトレーダーら鼻息荒く

 最近、株価が100円台の超低位株がにぎやかだ。前回の当欄ではIT金融サービスの実証実験を行うと発表し、株価が爆騰した日本通信(9424)を取り上げたが、5日はアルミサッシ大手の不二サッシ(5940)の株価が急騰。いずれも100円前後から相場がスタートしている。

 不二サッシの材料は、子会社が医療機器向けマグネシウム合金の加工技術を開発したと発表したこと。同株は2013年にも株価が4倍超まで一気に上昇した経緯があり、「しばらくは(ストップ高買い気配のまま)値がつかなそう」「500円まで一気上げだ!」などイナゴトレーダーたちの鼻息は荒い。その材料による業績への影響がぼんやりしているほうが、トレーダーにとっては都合がいいのだろう。

 5日は東芝のパソコン事業買収を発表したシャープ(6753)もネット上を騒がせた。シャープは台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下で再建が着々と進んでおり、今回は10年に撤退したパソコン事業に再参入する格好。「夜明けのシャープ、落日の東芝」といったところか。(新井奈央)

 【2018年6月7日発行紙面から】

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