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【定年後 難民にならない生き方】「軽トラ積み放題」の思いがけない制約 一般混合ごみや生ゴミNG (1/2ページ)

 軽トラックに載る分の粗大ごみや不用品を一切合切持ち帰ってくれる「軽トラ積み放題」(希望すれば、2トン・4トントラックに変更可)。実家の片づけなど、短期間でケリをつけたいときにありがたいサービスだが、思いがけない制約もあった。今回は、実際に利用してみてわかった注意点を紹介したい。

 まず、家具等の解体済み荷物は引き取り不可。「搬出が大変そうだから」と勝手に解体してしまうと、引き取ってもらえなくなる可能性が出てくる。もし搬出に必要であれば、当日スタッフが解体してくれるという。

 そして、「生ごみ」「一般混合ごみ」もNG。ここでいう、一般混合ごみは「分別されていないごみ」を指す。例えば、紙だけ、洋服だけまとめてある状態であれば、引き取り可。しかし、書類の中に一部ビニール袋が混ざっていたりすると、一般混合ごみとみなされ、NG扱いとなる。当日、まとめてあったごみ袋を開けながら、再度説明された。そのチェック基準は想像していたよりも、ずいぶん厳密なものだった。例えば、書類ごみの中にビニール窓のついたダイレクトメールの封筒が混ざっていたら除く必要がある。レジ袋1枚紛れ込んでいても引き取り不可だという。かなり注意深く分別することが求められるのだ。

 ただし、「生ごみでなければ、別料金を支払えば、引き取り可能」だと説明された。追加料金は45リットルごみ袋1つあたり1500円(業者によって異なる)。積み放題料金が1万円でも、一般混合ごみを10袋捨てれば、1万5000円加算され、支払う料金は倍以上になる。もっとも、“カネで解決”と割り切るのも賢い選択だ。自宅の片付けであれば、残ったごみを根気強く自治体のごみ回収に出す選択肢もある。しかし、実家の片付けではそうもいかない。実家通いのための交通費のほうが高くつくケースもあるだろう。