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【トラトラ株】「メルカリ」上場成功で新興市場への資金流入見込み 「グレイステクノロジー」東証1部へ変更予備申請  (1/2ページ)

 米国発の世界的な貿易摩擦激化懸念を背景に、20日の米国市場では、NYダウが7日続落したことはネガティブだ。しかし、IT株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに過去最高値を更新した。また、パウエルFRB議長が同日、失業率の低下見通しなどを背景に利上げを継続する姿勢を示したため、日米金利差拡大期待から、外国為替市場ではドル高・円安基調だ。このため、日経平均の下値は相当堅いとみてよいだろう。

 また、19日、フリーマーケットアプリ国内最大手のメルカリ(4385)が、東証マザーズ市場に新規上場した。初値は公開価格3000円を67%上回る5000円だった。この大型新規上場の成功をきっかけに、新興市場への資金流入が見込めるだろう。

 まず、グレイステクノロジー(6541)は、18日、東京証券取引所本則市場への変更予備申請を行ったことを発表した。これが注目ポイント。同社は、2016年12月に東証マザーズ市場に上場したが、さらに社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図るためには、東証1部へ市場変更を行うことが重要であると考え、市場変更予備申請を行うこととした。なお、市場変更時における公募増資および売り出しは、現時点では計画していないという。

 次に、AMBITION(3300)は、20日、18年6月期の期末配当予想について、1株当たり11円50銭増配し、5円から16円50銭に修正すると発表した。これが注目ポイント。ちなみに同社は、5月28日、18年6月期通期連結業績の上方修正を発表した。売上高は231・43億円(前回予想比3・8%増)、営業利益は11・08億円(同64・9%増)に上方修正した。また、同社は、18日、住宅宿泊事業法が15日をもって施行され、同社の民泊事業の予約率が上昇傾向にあることを発表した。これも注目材料だ。